風の音(かぜのね)リコーダーアンサンブル

練習の記録

私たちの練習の記録です。

練習後にメンバーに配信しているラインの文面を再掲しています。
私たちの練習内容の一端を垣間見ていただけると思います。

2022年7月24日

本日は拙いレッスンを受講くださいましてありがとうございました。
まさかの「ドミソだけでの3時間練習」でしたが、
これに懲りずに次回もゆっくりじっくりいきたいと思います。
うなりを聴き取れる耳を育てていけるといいですね。
さて、チューナーの基準音を聴きながらリコーダーを吹く練習をご紹介しましたが、
それとほぼ同じ効果が、ハミングでもできます。
イヤホンで基準音を聴きながら、ハミングしてみると、ちゃんとうなりが聴き取れるはずです。
とてもいい練習になりますので、一度お試しください。
本日はお疲れ様でした。

2022年8月28日

練習ありがとうございました。
本日も、まさかの音階と和声だけで3時間練習でした。
ちょっと疲れたかもしれませんが、チューニングやハモリの練習は丁寧にやると意外に時間がかかりますね。それだけに、奥が深いのです。

個人練習で何をやったらよいか、というご質問に、ハモリ練習をしたらいいですとお答えしましたが、これは本当にやりがいのある練習です。
キーボードやチューナーなどでドの音を出して、その音をよく「見ながら」高いドをはめてみます。
うまくいったら(うなりのないハモリができたら)、次はソをはめてみます。
それもできたら、次はミをはめてみます。
これで、1度に対して8度、5度、3度のハーモニーがとれるようになります。
毎日少しずつ続けていると、だんだん感覚がつかめてきます。しまいには、チューナーを見なくても、耳で聴いて正確にハモれるようになるでしょう。
ちょっとできるようになると、一人でハモれるのが楽しくなって、他のキーでもやってみようと思えるようになります。
基準音ソに対して8度のソ、5度のレ、3度のシ。
基準音ファに対して8度のファ、5度のド、3度のラ。
やっているうちに、音と音の距離感(これが「音程」という言葉の意味です)が掴めるようになってきます。
今鳴っている音に対して、どのくらい離れた高さの音を合わせれば、うまく溶け合うのか。その距離感、間合いを、身体に染み込ませていってください。
高音域でハモるときには差音も感じながら、やってみましょう。

もうひとつ、音を合わせるとは「息を合わせる」こと、というのをいろいろな形で体験していただきました。
相手をよく見て、相手の出している音を聴くだけでなく「観て」、そこに自分を合わせていきます。そうすることで、自ずと呼吸がシンクロしてきます。息継ぎのタイミング、吸う息、吐く息のスピード、呼気の量まで、だんだん揃ってきます。本日の練習の後半は、かなり全体が揃ってきていたと思います。
「息の合った演奏」というのは、文字通りの意味で、望ましい演奏状態なのです。
次回からも、これを目指して、お互いを感じ合うように心がけましょう。

おつかれさまでした。

2022年9月25日

練習お疲れ様でした。
本日も基礎練だけで3時間、濃い内容でしたね。

本練習までの時間、集まった方からチューニングをしていただきました。
あのように、早く来た人からどんどんチューニングを始めて、全員揃ったら即練習、というようになっていけると、練習効率があがっていくと思います。

基準音を聴きながらロングトーンで吹いて、うなりの少ない(ぴたりとハモッた)状態をキープしていく練習は大変効果的です。やればやるほど上手くなっていきます。
その際、基準音を、単音よりもオクターブ重ねて鳴らすと、うなりがより聴き取りやすくなります。
本日の練習ではバスからソプラノまで広範囲のチューニングを一気にやるために、4オクターブ以上重ねましたが、ご自宅で一人で練習するときには1オクターブ重ねでも十分です。
1度+8度のオクターブで基準を鳴らしておいて、そこへ5度をはめる練習を続けていくと、5度の音程感がだんだん身についてきます。
そうしたら次は3度をはめる練習をしてみましょう。
そうやって、3度の音程感も身についてくると、本日の練習でたびたび登場した「3度の音をすこし低く」というのが、どれくらいの低さか、感覚的にわかるようになります。
8度や5度にくらべて、3度音程はうなりが気になりやすいのですが、それでも「許容できるうなり」の範囲内に、自分の音をぴたりとはめることができるようになってきます。
その状態をめざして、がんばりましょう。

『リコーダーアンサンブルの基礎と技法』6〜7ページにかけての練習a)とb)は、単純にドレミファソラシドを吹いているだけなのに、意外と難しかったと思います。
先行するパートをよく聴いて、空中の一点で音がブレンドされるように合わせるのがポイントです。
メトロノームも鳴らしていますが、どちらかというと他のプレイヤーの体の動きを見て、息のタイミングをあわせていったほうが、うまく合わせられます。

12〜13ページの和声・非和声音の練習では、いま鳴っている和音の中で、自分の出す音がどんな役割を担っているのか、つぎの和音のどこに向かうのか、そのあたりをよくイメージしておくことがポイントです。
和声音のハモッた状態の心地よさは、しっかり味わっておきましょう。それがわかるほど、非和声音の濁りに敏感になれます。その濁りへの違和感があればあるほど、次の和音で解決されたときのスッキリ感が増します。
和声進行とは、この緊張と解決の繰り返しです。

コラールはすこし入っただけですが、これまでに練習したことの実践的なまとめとして練習していきましょう。

次回予告

①6ページ ハ長調の音階練習
②7ページ c)とd)
③12〜13ページ 和声練習・非和声音の練習
④15ページ コラール「ああ 神と主よ」
コラールはヨハン・ヘルマン・シャインのものだけにします。16ページのバッハはやりません。
そのかわり、15ページのハ長調コラールは、ソプラノからバスまで、どのパートでも演奏できるように、ご準備をお願いします。
フェルマータまでがワンフレーズです。フレーズの最初の音と最後の音だけでも、ぴたりとハモれるようにしましょう。
もし可能であれば、リコーダーだけでなく声で(またはハミングで)歌ってみると、いろいろなことがわかります。
余裕があればお試しください。

本日も練習ありがとうございました。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

2022年10月23日

練習お疲れ様でした。
『リコーダーアンサンブルの基礎と技法』6ページの音階練習、最初なかなか合わなくて苦労しましたね。
チューニング能力は一朝一夕には身につかないものですから、できる限り日々の基礎練習に取り入れてみてください。
住宅事情で、音を出すことがはばかられるときは、ハミング練習だけでも十分に効果があります。
要は、聴こえる音に対してどの高さの音を返すべきか、が判別できる能力がつけばよいのです。聴こえる音と自分の出す音とのギャップが把握できるようになれば、音を出す手段はなんでも構いません。別にリコーダーでなくてもよいのです。
ハミングで正確な音程でハモれるようになれば、後日リコーダーで音を出したときにも、すぐに同じ高さで音を出すことができるようになります。

15ページのハ長調コラールの練習では、一つひとつの和音を正確にハモらせることに主眼をおきました。
まずはこれができるようになりましょう。
そのうえで、横の流れ、つまりメロディーを意識するようにします。
物語に起承転結があるように、メロディーにもさまざまな局面があります。
ひとつのフレーズのなかで、最初と最後には落ち着いた響きがあり、その間には不安定な響きがあるはずです。
いま吹いている音がどの響きに向かおうとしているのか、それを意識しながら、各パートごとに、どう吹くべきかプランを考えてみましょう。

15ページのヨハン・ヘルマン・シャインのコラールをよく練習したあとで、16ページのバッハ版を吹いてみると、彼がいかにおしゃれなアレンジを加えているか、よくわかるでしょう。
演奏していると、不協和音の連続で不安にかられることもあろうかと思いますが、この逸脱さ加減が、かえって着地すべき地点を聴き手に強く意識させることになり、安定した和音にたどり着いたときの満足感・達成感を増幅させているのです。
そのドキドキを感じながら、着地点までの軌跡をどう描くべきか、各パートごとに演奏プランを考えてみましょう。
13〜14ページの非和声音を大いに参考にしながら、分析してみてください。
こういう練習をしておくと、楽譜を渡されたときに、そのフレーズをどう表現すべきか、自ずとアウトラインが見えるようになるものです。
そのためのトレーニングだと思って、がんばってみてください。

次回、15ページのコラールは動画を撮ってみたいと思います。
うまく演奏できればYouTubeで公開したいと思います。
がんばって練習していきましょう。

では、次回お会いできることを楽しみに。

2022年11月20日

本日は練習お疲れ様でした。

寒くなってきて、リコーダーの結露が心配される季節になってきました。

今回は、その対策の効果が実感できた練習会になりましたね。


冬場は気温がかなり下がるために、楽器が冷え切ってしまい、そこへいきなり暖かい呼気を通すと、温度差によってたちまちウィンドウェイに結露が発生してしまいます。

しかしこの現象は、事前にある程度楽器を温めることによって軽減できます。

一般的には、脇の下で頭部管を10分程度温める、などの対策をしますが、頻繁に楽器の持ち替えがあったり、大型楽器を担当するようになると、体温で楽器を温める方法だけでは間に合わなくなります。

今回の試みは、

①自宅から練習会場までの間は、電子レンジ加温式カイロなどでの保温、

②練習会場到着後は、ホットカーペットでの保温、

と2段階にわけて対策を講じるというものでした。

この効果は非常に大きく、練習時間の3時間にわたって、頻繁に楽器の持ち替えを行ったにもかかわらず、結露に悩まされる場面はほとんどなかったと思います。

ただ、この手の保温対策には、常に「温めすぎによる弊害」がつきまといます。

一般に楽器は、ある程度温まっていたほうが結露などのトラブルは起こしにくくなりますが、反面、温まりすぎると、ピッチの異常な上昇や、音の輪郭の明瞭性の喪失など、演奏面でのデメリットが指摘されるようになります。

また、過度の加温は楽器の変形などのリスクも心配されるところです。

今回は、ホットカーペット本体と楽器との間にあえて一枚厚手のマットを挟むことによって、熱の伝わり方を穏やかにし、かつ熱伝導のムラを最小限に軽減させることを狙ってみました。

まだ改善の余地はあると思いますが、初回としては上々の結果だったのではないかと思います。

さて、今回はハ長調のコラールを録画しました。

チューニング開始時点ですでに、かなりうなりの少ないハーモニーが出来つつありましたが、和声・非和声の練習を通じてさらに洗練されていったと感じます。

まだ部分的ではありますが、二声が一声に聴こえることがありました。

澄み切った響きが生まれたときの喜びを大切にしたいと思います。

それぞれの和音に区切ってみたとき、長三和音における第三音と、短三和音におけるそれとの違いを、明確に意識して吹き分けることの大事さに気づいていただければと思います。

個々の和音をきちんと成立させてから、その響きが、次はどんな響きに展開していこうとするのかを考えて吹けるようになりたいです。

フレーズの最初の響きと、最後の響きを聴き比べると、最終的にどういうところへ行き着くのかがわかります。

明るいところから暗いところへ行くのか、暗いところから明るいところへいくのか、およその方向性はわかります。

そこから逆算して、最初はこんなふうに入ろう、あんなふうに響かそう、と考えられるようになると、楽譜を読むのが楽しくなると思います。

ご自身でキーボードで和音を奏でてみるだけでも、フレーズの方向性が掴めます。

ぜひやってみてください。

小節線をまたいで次の音にうつる時、小節線の直前の音で「上から下へ」圧力をかけるように吹き込むことで、分厚い音を生み出し、そのエネルギーで小節線をまたいで次の音へ繋げる、ということもやってみました。

歌の歌詞が続いているところなど、フレージングを感じさせる演奏法としては非常に有効なのではないかと思っています。

楽譜通りの高さの音を機械的に出していっても、ひととおりの演奏はできます。

でもそれだけは、「棒読みのセリフ」にすぎません。

そこにいかに情感を盛り込んでいくかが大事ですよね。

次回、短調の音階とコラールです。

長音階とは異なる単音階の調べをよく味わったうえで、17ページのコラールの陰影の移り変わりについて分析してみましょう。

うまくいけば録画してみたいと思います。

18ページのバッハ編曲版にもチャレンジします。

つぎのト長調の音階も、読み込んでみてください。

ハ長調とは異なる響きを感じていただければと思います。

19ページのコラールの楽譜も、分析してみましょう。

12月は練習日がとれませんので、1月までは各自で練習することになります。

再開の日まで、じっくり基礎力を養いましょう。

みなさまよいお年をお迎えください。

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