楽器運搬用巨大ハードケース
大容量ローリングケース「プロダクションマネージャー50」です。
シンクタンクフォト社はカメラバックなどの製品で有名です。
このケースも、本来は撮影用の大型照明機材をまとめて持ち運ぶための製品ですが、すぎやまはこれを、楽器運搬用のハードケースとして使っています。
楽器の数が増えてくると、それらをどうやって持ち運ぶかが悩みの種になります。
とくに大型楽器の場合、一つひとつを専用ハードケースに入れていたのでは、たとえ車で運搬したとしても、駐車場から練習会場まで、何往復もしなければなりません。
この問題を解決するため、すべての楽器をひとまとめにできるほど大容量で、かつ耐久性にすぐれ、可搬性にも富む、できればお値段の安いケースはないものかと、探し回りました。
当初は、比較的安価な某社のスーツケースを使っていたのですが、持ち手が重量に耐えきれずに破損してしまいました。
その反省をもとに様々な製品を検討した結果、決して安くはないものの、大容量かつ高耐久性、可搬性に優れたこのケースに辿り着きました。
大きさは写真の通りです。
大人の男性の肩くらいの高さがあります。
このケース、とにかく大容量です。
内寸で横125㎝×縦39.5㎝×深さ25㎝あります。
大小さまざまな楽器や、楽譜、メトロノーム、三脚などの各種備品をひとまとめにできます。
もともとが照明機材というデリケートなものを収納、運搬するために設計されただけあって、ケース本体の堅牢性、内部のクッション性、レイアウトの自由度、どれをとっても一級品です。
このケースにコントラバス〜ソプラノまでのリコーダー、各種備品などを詰め込むと総重量30kgにもなり、かなりズッシリときますが、ケース各方向にガッチリ縫い付けられている丈夫な持ち手と、堅牢な造りのおかげで、たわむこともなく、車への積み込みにもストレスを感じません。
駐車場から練習会場までの移動は、頑丈で静粛性抜群の大型キャスターのおかげで本当に滑らか、静かです。
狭い場所でもフレキシブルに取り回せます。
2018年にこのケースを導入して以来、相当ハードに使ってきましたが、ヘタレた印象は全くないです。
耐久性は極めて高いと思います。
現在は、このケースの内寸にあわせて断熱シートを裁断し、装着することによって、簡易クーラーボックス化をはかり、断熱性も向上させています。